昨日、にのじ工房のスタッフから、貴重な自家製の柿渋を頂きました。
渋い柿の木から、青い柿を千切りにして種を取り出し、小さくみじん切りにしてミキサーにかけ樽などに入れ柿渋の醗酵が始まり、醗酵途中でガーゼや晒しなどで柿渋をこし、時間をかけ醗酵が進む様です。工房スタッフの方はお母様の形見の帯にシミが有るので、数年後、出来上がった柿渋で帯を染められるそうで柿渋を心待ちにしていました。
どの布も手で染めると、手間暇がかかり生地の価値が高くなりますが、藍染めの生地は消臭効果や防虫効果が高く、江戸時代から末永く愛用され残されている古着も藍で染めた部分だけは現代に残され、洗うごとに過程を楽しめるのが藍染めの魅力です。
藍染めが入荷したとき、工房の中は藍染めの香りに包まれながら作務衣や半着・着物の製品を製作しております。しっかりとした織りの本藍染の作務衣はいかがでしょうか!初夏におすすめの素材です。
去年、徳島県立の高等学校様より藍の種を頂き、3月種に蒔きとの事で先日、藍の種を蒔きました。来週月曜日は、にのじ農園:藍の畑から画像でお届け致します。https://.sitateya.com/wp/info/?p=958
:頂いた柿渋
(左側)製作中の藍染め生地 (右側)企画中の藍染め生地です♪
ただ今、新色の藍染めの生地を使って、製作しております。何を製作しているの?
完成は、来週金曜日の予定ですfacebookに掲載いたしますので、お楽しみ・・・(´p・ω・q`)頑張ります~♪♪