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ドンザ風羽織
~ドンザとは~
ドンザは二つの顔を持つ不思議な着物です。日本各地に見られる防寒用の分厚い刺し子着物を、人々はドンザと呼び習わしてきました。北海道や青森ではドンジャ、佐渡ではゾンザ、大分ではドンダなどとも呼ばれ、特に海で働く人々にとって、寒さを防ぎ、降りかかる潮から身を守るための必需品でした。古くなった着物や端切れを集めて刺し子を施すことで丈夫な着物に仕立てるため、縫いあがるまでには大変な根気と忍耐が求められたと言われています(福岡市博物館 企画展より)
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