吉祥柄(きっしょうがら)
柄の由来・意味
七宝(しっぽう) |
仏教の言葉で、七つの宝「金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・しゃこ」に由来するといわれています。 無限に繋がる輪ということから、家庭円満や財産、子孫繁栄などの意味が込められています。 |
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青海波(せいがいは) |
雅楽の舞曲「青海波」、舞人の衣装にデザインされたのがこの模様です。 家の繁栄や富貴繁栄、平穏な暮らしがいつまでも続くようにという願いが込められています。 |
紗綾形(さやがた) |
くずした卍(まんじ)を連続させた模様。 紗綾(さや)は4枚綾からなる地合の薄い絹織物。その地紋に用いられてのでこの名が付きました。 家の繁栄や長寿の意味が込められています。 |
松皮菱(まつかわびし) |
菱形の上にさらに小さな菱形を重ねた模様。松の樹皮の割れ目に似ているところから名づけられた。 一年を通じて緑の葉を絶やさないことから長寿の象徴とされました。また、どっしりと大地に根を張る姿から、一緒にふんばる(=忍耐・忠節)といった意味が込められました。 |